屋根が劣化すると、見た目が悪くなるだけでなく、雨漏りの原因にもなります。そのまま放置しておくと、建物全体を劣化させることになりかねません。屋根塗装で失敗しないためには、劣化のサインに早く気づき、悪化する前に塗装することが大切です。本記事では、劣化のサインや色選びなど、屋根塗装で失敗しないためのコツについてご紹介します。

屋根塗装で失敗しないコツは劣化のサインを見極めること

 

屋根の劣化が進んでしまうと、知らない間に雨水が建物の中に入り込み、構造自体を非弱化させる恐れがあります。そうなると、大掛かりな補修工事が必要になり、コストも高くついてしまいます。屋根塗装で失敗しないコツは、劣化のサインを見逃さないことです。屋根の劣化サインは、次の5つがあげられます。

瓦の滑落

瓦の滑落は、屋根の劣化の中でも早急に屋根塗装が必要な事例です。雨が降った時に雨水が内部に侵入し、野地板を腐らせてしまいます。屋根塗装ではなく、屋根の吹き替えが必要になってしまうでしょう。

棟板金の浮き・釘抜け

屋根の種類によっては、屋根の上に棟板金がついています。経年劣化により釘が抜けたり棟板金が浮いたりすると、棟押さえが外れて下地板が野ざらしになっていることがあります。このような場合も、早急に屋根塗装が必要です。

漆喰の劣化

瓦屋根は漆喰で瓦を固定させますが、漆喰が経年劣化した時は屋根塗装が必要です。放置しておくと、漆喰が瓦を支えられず、ずれたり落下したりする可能性があります。

コケや藻の発生

屋根にコケや藻が発生するのも、劣化のサインです。放置しておくと、屋根の耐久性を弱め、雨漏りを引き起こすリスクがあります。早急な屋根塗装が必要なわけではありませんが、様子を見てメンテナンスする必要があるでしょう。

瓦の反り・ひび割れ

瓦の反りやひび割れも、早急な屋根塗装が必要です。放置すると、反り上がった隙間やひびの間から雨水が侵入し、屋根を劣化させてしまいます。

屋根塗装の色選びで失敗しないコツ

屋根の色によって家の印象も大きく変わるため、屋根塗装においては色選びが大切です。屋根塗装の色選びのコツは、次の3つがあげられます。

外壁と色調を合わせる

屋根塗装の色選びのコツは、外壁と色調を合わせることです。外壁と同系色を選ぶと、調和がとれた落ち着いた印象になります。異なる色調を選ぶと、外壁と屋根がマッチせず、まとまりがなくなってしまうでしょう。

面積効果を認識する

面積効果を認識することも、屋根塗装の色選びで失敗しないコツです。色見本で理想の色だと思っても、実際に塗装すると想像よりも明るすぎたり暗すぎたりすることがあります。それは、面積効果により見え方が変わってしまったからです。大きな面積に塗装すると明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えるため、面積効果を認識して色選びをすることが大切です。

いろいろな物件を見て参考にする

屋根塗装の色選びで失敗しないコツは、いろいろな物件を参考にすることです。近所の家や展示場など、さまざまな物件の屋根塗装を見て、理想のイメージを膨らませるとよいでしょう。

屋根塗装の施工で失敗しないコツ

屋根塗装の施工で失敗しないコツは、次の3つがあげられます。

塗料選びは慎重に

塗料にはさまざまな種類があり、価格帯も異なります。その中から、屋根の素材に合う塗料を選ばねばなりません。耐用年数の長い塗料の方が価格の高い傾向があり、耐用年数が短いと価格は安めです。ただし、安い塗料は1回の屋根塗装の施工費用は抑えられるものの、短いスパンでメンテナンスを行う必要があります。高い塗料は1回の施工コストは高くつきますが、メンテナンスの頻度が抑えられるため、長期的に考えると割安になることもあります。

外壁塗装とまとめて行う

屋根だけでなく外壁塗装も必要な場合は、まとめて行うのがおすすめです。どちらも足場が必要な施工であるため、まとめて行うことで足場設営のコストを節約できます。

アフターフォローが整っている業者に依頼

屋根塗装の施工で失敗しないコツは、アフターフォローが整っている業者に依頼することです。屋根塗装の不備は、時間が経過してから露呈することもあります。塗装がはがれたり色むらがあったりなど、アフターフォローがあれば施工後であっても修正してくれます。フォロー内容や期間は業者によって異なるため、確認しておくことが必要です。

まとめ

屋根塗装で失敗しないためには、まず劣化のタイミングを見逃さずに適切な時期でメンテナンスすることが大切です。屋根の上に登って確認するのは難しいため、2階から下屋根の状態を確認したり、双眼鏡を使って見たりするとよいでしょう。劣化を見つけたらアフターフォローが整っている業者に依頼し、屋根塗装を行ってください。

「株式会社SHIMIZU」は立川市を拠点として、屋根塗装や外壁塗装などエクステリアの施工を承っております。技術力に優れた実績豊富なスタッフが在籍しており、ご要望に合わせた施工を行います。立川市だけでなく、東京23区や近隣県にも対応しておりますので、エクステリアのことなら何でもお気軽にご相談ください。