外壁塗装のメンテナンス時期は?外壁素材別の必要なサインについて解説
外壁塗装には定期的なメンテナンスが必要なことをご存じでしょうか。放置すると経年劣化により、見栄えが悪くなっていきます。劣化により塗装の剥がれや亀裂が起き、住環境にも影響をおよぼすのです。そこで、外壁塗装のメンテナンス時期を知りましょう。修繕が必要なサインも素材ごとに異なります。
今回はきれいな家を守りたい方へ、外壁塗装のメンテナンスが必要なタイミングを紹介します。
外壁塗装のメンテナンス時期を見分ける方法
外壁塗装のメンテナンス時期は、外壁の素材や、塗料の耐用年数を参考にしてください。多くの外壁材は、10年前後を経過すると劣化が目立ちやすくなります。新築または前回の塗装から一定期間を過ぎたら、外壁の点検が必要です。色あせやチョーキングなどが見られれば、業者へのメンテナンスの依頼を検討してください。
ほとんどの外壁には塗装が施されており、こちらも定期的に劣化します。たとえばウレタン塗料の耐用年数は6~10年です。一方、フッ素塗料なら10~20年ほど持ちます。どの塗料も耐用年数を過ぎると経年劣化するため、見た目が古くなったら再塗装しましょう。放置していると見栄えだけでなく、住環境への影響も懸念されるからです。外壁塗装は素材や塗料により耐用年数が異なり、一定期間を過ぎれば劣化が始まります。きれいな見た目を守るため、定期的なメンテナンスを計画してください。
外壁塗装のメンテナンスが必要な時期
外壁塗装のメンテナンスを要するタイミングは、外壁の素材により異なります。ここではサイディングやモルタル外壁、タイルなど素材別に見ていきましょう。
サイディングの場合
サイディングは窯業系が主流で、耐用年数は約7~8年です。そのため耐用年数の長い塗料を塗っていたとしても、7~8年ごとのメンテナンスが欠かせません。窯業系サイディングは、塗膜が剥がれてきたら、メンテナンスが必要なサインです。チョーキングやシーリング部分の劣化があるときも注意してください。また金属系や木質系など、ほかのサイディングもチョーキングや劣化があれば、再塗装を要します。
サイディングボードは経年劣化による防水性低下に注意しましょう。長期間放置すると、ボード自体が傷んでしまい、再塗装できない可能性も生じます。この場合はボード自体の交換を要し、修繕費用が高額になります。これらによりサイディングは、ダメージが目立ってきたら早めの対応が必要です。専門業者の劣化診断を受けたうえで、再塗装の計画を話し合いましょう。
モルタル外壁の場合
モルタル外壁は8~10年の耐用年数とされます。主な劣化症状としてチョーキングに注意してください。ほかにも0.3mm以上のひび割れである「構造クラック」や、塗膜剥離などが起きたときも要注意です。
モルタル外壁はクラックが大きい場合、その部分を補修してから再塗装することになります。外壁の状態がよくないと、シーリングやエポキシの注入など特殊な作業が必要です。メンテナンスの費用を抑えるなら、チョーキングや小規模のクラックが起きた時点で、業者へ相談しましょう。モルタル外壁はクラックが起きやすいため、ダメージが拡大する前の補修が重要です。耐用年数の期間を経過したら早めの点検をしましょう。少しでもダメージが見つかったら、補修や再塗装などの処置をしてください。
タイルの貼り替えは基本的に再塗装が不要
タイル外壁の貼り替えは、再塗装が原則不要です。素材としての耐久性に優れており、塗り替えの必要がありません。タイルは接着剤を使って下地の壁面へ貼りつけるしくみです。さらにタイル同士の隙間は、コーキング剤で埋めています。
ただし接着剤が経年劣化して、タイルが剥がれ落ちるかもしれません。ほかにもタイルの浮きやひび割れなどが想定されます。このようなダメージが見つかったら、すぐに補修しなければなりません。タイルは再塗装のいらない素材ですが、経年劣化する点はサイディングやモルタル外壁などと同じです。浮きやひび割れなどが見つかったら、すぐに補修しなければなりません。
まとめ
外壁やその塗料には耐用年数があり、一定期間の経過でメンテナンスが必要です。耐用年数の経過により、素材がダメージを受けていたり、塗膜が剥がれていたりすることがあります。放置するとダメージが拡大するため、早めの対処が欠かせません。外壁塗装のメンテナンスは、ダメージ部分の補修から始まります。施工部分をきれいに整えないと、再塗装ができないからです。施工費用を抑えるため劣化部分は早めに見つけ、補修や再塗装を業者に施してもらいましょう。
「株式会社SHIMIZU」は多摩地区で外壁塗装や屋根塗装、防水工事などのメンテナンスを提供しております。外壁塗装ではチョーキングやひび割れなどの劣化状態を入念に調べ、施工内容を決めるスタンスです。外壁の状態に合わせて補修してから、再塗装を進めます。
当社はエクステリアの施工実績が豊富なので、さまざまなパターンのメンテナンスへの対応が可能です。外壁塗装の劣化が気になる方は、当社の公式ホームページか電話でお問い合わせください。